ヨガのクラスでとくにテーマにしているのが「自由」。

肉体というなんとも不自由な枠からどこまで自由になれるのかな?
社会とか
常識とか
性別とか
役割とか
年齢とか
立場とか
そういったなんとも不自由な枠からどこまで自由になれるのかな?

せめてヨガの時間だけでも。
「枠」があってこその自由だと思うので「「枠」というのはとても大切で自分を守るものなんですが。
たまには解放して旅してまた元の場所に戻ればいいと思うのです。

飛行機にのらなくても旅ができるんだからヨガって安上がりでいいわあ~

いまプライベートでやってるクラスは「自由」そのものです。

アサナのキープ時間も各々自分で決めてるし、
今日はカラダが疲れてるからパワー系よりジンワリ伸ばしたいといえば時間いっぱいジンワリ進めて、
痛いと「あー」とか「うー」とかオッサンが一番風呂に浸かったときみたいな声は出すわ。
クラス中にアサナ取りながら生徒さん同士で喧嘩したり、ちょっかい出しあったりして見ててかなり面白い。もういい大人なんですよ。
大人の階段下っちゃってます。


でも自分から湧きあがってくる感情をダダ流しするって気持ちのいいことなんですね。

骨盤にアプローチするアサナを続けるとだんだん骨盤が緩むに連れてお腹にたまった感情があふれることがあります。
集中していると悲しいとかそうゆうのではないのだけど涙がブワッと出てくるときがあります。泣きながらヨガしてるって傍からみたら薄気味悪いことこのうえないですね。

気分が沈んでいても胸を開くものを続けていくと呼吸もスムーズになって気分も明るくなります。
以前、スタジオのワークショップで胸を開くアサナばっかりやっていたら急に流暢な英語でしゃべりだしちゃった人がいました。
よっぽど気分が晴れてきたのかテンションが上がってくるとアメリカーンな感じになる人もいるんですね。
稀ですけど。


それもこれもみんな自由です。

我慢することは実はみんな得意。
そのうち我慢してることすら忘れてしまって
なにかどこかにズレを感じるようになる。

今度は我慢しないことができるようになると自分の中に風が通る。